情報収集を習慣に

SWIM design officeの小西です。

制作する技術以外に何が必要か考えてみました。

WEBデザインを請負う場合、先方の事情や背景や表現したい物の整理から始まります。よって相手からそれらを引出す能力が必要になってきます。ちなみに、僕の場合「対談集」や「インタビュー記事」を読み、どのようにしたら相手の言葉にならないイメージを引き出せるか参考にしています。

次に、イロイロな要素を引出し整理したら、それをどのように表現していくかといった「編集」「構成」的な作業があります。もしかしたらこの段階が本当の意味でオリジナリティーあるものにできるかどうか決まるのかもしれません。僕の場合「これは一本取られた!」と思う、雑誌記事やWEBページをストックするようにしています。

次に、いよいよデザイン作業です。これは正直言って参考例に溢れています。ネットを立ち上げれば世界中から集められます。もちろん自然にかっこいいデザインが浮かべば問題ありませんが、なかなか浮かばない時のソースのために、普段から様々なサイトをブックマークしています。


天才デザイナーは別として、僕を含めて努力しないと産み出せな人にとって、いつもで引っぱり出せる状態で整理された情報ストックは重要です。またそれらは積み重なっていくもので、年を重ねる毎にデザインの深さにも繋がります。普段からアンテナを伸ばして情報収集を行う事を習慣にされると良いと思います。

また、独立した場合に必要になってくるのは、信頼できるプログラマー達との繋がりです。ある程度の規模の物を請るとなると必要になります。信頼関係は簡単には作れませんので、日頃から意識されていたらいいと思います。

大きな組織と零細では、求められる能力は変わってきます。弊社のような零細の場合は上記のように多能工的スキルが要求されます。


デザインのテンプレート化が進み、ますます生き残りが厳しい業界ですが、参考になれば幸いです。