対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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単利と複利の扱い商品の違いを説明します
YA様、初めまして。ファイナンシャル・プランナーの吉野充巨です。ご質問を有難うございました。
まず、単利と複利の定義をお知らせします。
「単利」は、常に当初預け入れた元本に対して利息が計算される場合を言います。従いまして、期日のある定期預金や個人向け国債のように元本・額面は変わらず、毎回利息が払われてしまうものです。
「複利」は一定期間ごとに支払われる利息を元本に組み入れて(再投資して)、これを新しい元本として次の利息が支払われるものです。商品としては普通預金、ビックやワイド、定額貯金が該当します。
なお、投資信託で再投資コースを選択した場合には、利息を払うのではないのですが、元本に分配金を足して運用が行われるので、複利で殖えるといいます。
単利の利点は、支払側にとっては、シンプルな仕組みで管理でき、購入(預入)側にとっても、一定額の元本が常に確保でき(置いて)、利息を分離して受け取ることが出来ます。
すでに、顧客サービスの競争の結果、米国や欧州の多くの銀行では、普通預金は日々複利で利子が計算されています、まさに「時は金なりです」(時間や秒単位の銀行もあるとのこと)。日本でも顧客サービスを追求していく中で、半年⇒3月⇒1月⇒1日複利が実現する日が来るかもしれません。(日経新聞社 森平爽一郎著「ファイナンス入門」より引用)
銀行預金を預けている我々が、金利や複利に関心を持ち、リスクが同じであれば金利の高い商品に資金を移動することで、よりお金の有効活用と金融機関の顧客サービスが充実すると考えています。
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