対象:年金・社会保険
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 1件
本田 和盛
経営コンサルタント
-
社会保険
2009/07/01 00:26
凄腕社労士 本田和盛です。
社会保険は、生命保険などの私的保険とは異なり、社会保険加入者の連帯と相互扶助の精神によって成り立っています。
病気がちの人は、私的保険(生保の医療保険など)では保険料が高くなったり、加入自体を断られることもあります。
しかし社会保険ではそのようなことはありません。社会保険の保険料は、リスクの度合いで決まるのではなく、また加入させている被扶養者の人数によって決まるわけでもありません。社会保険(特に健康保険。国保の場合は被扶養者の概念がないので、世帯の加入人数によって保険料が高くなる)は、加入者の保険料負担能力、つまり収入によって決まります。
社会保険庁が損するとか得するとかではなく、社会保険の財源が足りなくなれば、保険料率をあげるか、税金を投入することになります。
社会保険は収入と支出が均衡するように、制度的に運営されていますが、老人医療費の増加などで、制度にほころびが生じる場合には、医療保険改革をして、収支を均衡させるような政策がとられます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A