対象:保険設計・保険見直し
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保険は、失われた価値を補うもの
こんにちは。総合保険代理店ファイナンシャルアソシエイツの藤井です。
まず、ほんとうかという質問に対する答えは、“本当です”。
保険という商品は、保険の対象となるものの価値が失われたときに、それを補うのが目的です。したがって、その価値を正しく認識し、その価値に見合った保険金額を設定することが基本です。
2,000万円の価値のあるものが、半分失われたら1,000万円の価値の喪失です。つまり、半分が失われたので、その分を補填するのが保険です。
もし、この保険が1,000万円しか掛けられていなかったとすると、その半分の500万円しか補償されません。これを比例てん補といいます。
本当は2,000万円の価値があるのに、1,000万円しか保険に掛けていなくて、1,000万円の損失全額が支払われるとすると可笑しいですよね。保険金額が2,000万円の保険の保険料は、1,000万円の保険の保険料の倍です。最高1,000万円支払われればいいと思っている人は、保険金を1,000万円に設定した方が得ということになってしまいます。
しかし、保険はそのようにはなっていません。その建物や家財の価値を適正に保険金額として設定することをお勧めします。
今ご加入の火災保険は、民間の損保のものでしょうか。もしそうで、保険料を削減したいとお考えであれば、共済なども検討しては如何でしょう。
また、気になったのですが、建物の保険金額が2,000万円で、地震も2,000万円というのは普通では考えられません。地震保険は国が最終的に元請けになっており、建物にしろ家財にしろ、火災保険の保険金額の、30%〜50%の間での引き受けになりますから、火災保険の保険金額と地震保険の保険金額が同じということはないと思います。
以上、参考にしていただければ幸いです。
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