対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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結婚に際して二人で将来の保険の対策を
FPの山宮です。
個人事業は労災保険を除いて社会保険は強制適用ではないので未加入
の事業主が多いようで、おっしゃるように社会保険に加入しているか否
かが注意点です。
・健康保険→国民健康保険に加入してないと病院での3割負担の治療費
が全額自己負担となります。
・年金→国民年金に加入となりますが、今の制度では国民年金は20歳
〜60歳まで40年加入して65歳から80万弱(年間)の年金がもらえます。
加入月数が不足するとその分減り、最低でも25年加入しないと年金を
もらえません。
また、国民年金未加入の時に傷病で障害者になってしまった場合には
障害年金の対象になりません。
・雇用保険(失業保険)に未加入の場合には、失業した時の失業給付が
もらえません。
従って将来の年金対策と万が一今の仕事が続けられなくなった時への
対策を考えることがまず必要で、更に今後結婚されてお子様誕生時に
は、ご主人に万が一が起きた時への備え(生命保険)も考えておく必要
があります。
年金への対策
国民年金の80万弱だけで老後の生活資金とするのは厳しいものとなるので、
これを補完する自分年金対策を立てておく必要があります。
確定拠出年金個人型や国民年金基金への加入のように公的なものの利用が
考えられます。
もちろん預貯金で貯めてそれを資産運用で増やしていく方法もあります。
失業への対策
勤め先が倒産した場合や、ご自身が傷病等で勤務できなくなって退職する場合
が考えられます。
まず万が一の場合に最低でも3ヶ月から6ヶ月は無収入で暮らしていける預貯金
を準備しましょう。
また所得補償保険のような傷病等で働けなくなった時に一定額の補償のある
保険に加入するのも一つの手段です。
高齢になるほど傷病になる確率は高く入院や介護の費用が必要になるので医療
保険や介護保険の検討も今後必要になると思います。
国の健康・介護保険制度の仕組みを良く理解した上での検討が必要です。
良い機会なのでお二人で考えましょう。
回答専門家
- 山宮 達也
- ( 神奈川県 / ファイナンシャルプランナー )
相談者自身が考えて行動を起こせることを目指します
知らないと損することが多い世の中です。保険や公的な手続きは、自分からアクションを起こさないと得られるものはありません。相談者のお話をよくお聞きして、相談者自身が自らアクションを起こせるようなアドバイスを行ってまいります。
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この回答の相談
今4年付き合っている彼がいるのですが、結婚を考えています。
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メアリーさん
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