対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資信託の損益の確定は概ね売却・解約で実現します。
mしゅな様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資信託の利益は、
分配金を払わない定款のものは、基準価格に含まれます。
この場合には、基準価格が購入時より高くなれば利益が上がっている(含み益がある)、購入時より下がっている(含み損がある)とご認識ください。例えて言えば株価と同様とお考えください。
毎年(毎月〜半年)決算のものは、1年に1回決算をして分配金を出す・出さないを決めます(株式の配当金に類似しています)。分配金には2通りあり、購入時より基準価格が高い場合で、その儲け分から出されるものと、基準価格よりも分配金が低くなる場合のもの(特別分配金といいます)があり、特別分配金はご自分の元本が戻されることになります。
そして、分配金を再投資するように契約している再投資型の場合には、投資信託の口数が増えます。この口数×基準価格が最初に投資した金額よりも多ければ利益が出ていることになります。
何れの場合にも、定期預金のように一定の利率で利子が出るものとは異なり、常に運用の良さや悪さ、経済環境の変化などで利益が出たり元本が割れたりいたします。
投資信託の場合、利益が確定するのは下記の様に売却・解約した時点で、損益が確定し、それまでは含み益・含み損がある状態になります。
一つには資金をご利用になる際に必要な金額分の口数を解約・売却することで、資金の回収を図ります。(その時点で、口数分の損益が確定します)
または、投資期間の途中で、投資信託の利益が出ている状態(損失が出ている状態)で売却・解約いたしますと、当該口数分の損益が確定します。その後資金を保有されて、有利な状況と思えたら新しい投信を購入することになりますが、頻繁に行いますと売買手数料や信託財産留保額等の手数料が掛かり、投資のコストアップ要因に為りますので、あまりお勧めできません。
補足
ところで現在保有されている、投資信託は全てがインデックス・ファンドで構成されています。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
従いまして、現在の積み立てを継続されるようお勧めします。
なお、毎月投資の基礎知識の勉強会を開催しています。宜しければご参加ください。
来月は7月11日に予定しています。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
(現在のポイント:-pt)
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mしゅなさん
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