対象:ペットの医療・健康
RE:停留睾丸について教えて下さい
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まずはデータによる確率のお話からいたしますと、精巣腫瘍は犬の腫瘍全体の5〜15%を占めていて、雄犬では2番目に多い腫瘍です。陰睾の犬では精巣腫瘍のリスクは14倍になるといわれています。もちろん陰睾の犬がすべて精巣の腫瘍になるとはかぎりません。将来的になるか、ならないかはわかりません。ただ、去勢すれば精巣腫瘍に関しては100パーセント防げますので予防として行うことをお勧めしています。麻酔のリスクはありますが事前に健康状態の検査を行うことやモニター等をしっかり行うことで安全に行うことはできます(ただしリスクはゼロではありません)。腹部切開して手術を行っても、健康な犬であれば数日でもとの生活にもどることが可能です。信頼できる獣医師を探して、現在の犬の健康状態の把握、手術のリスク、内容、術後のことなど心配事をよくご相談してから手術に踏み切るのがよいのではないでしょうか。
評価・お礼
ムロ さん
ご丁寧にありがとうございました。
信頼できる獣医師を探すというのが正直なかなか大変なのですが頑張って見つけたいと思います。
参考になりました。ありがとうございました。
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この回答の相談
私は6ヶ月のオスのチワワを飼っているのですが先日
1つの睾丸が停留睾丸となって腹腔内にあると分かり、先生にはなるべく早く手術をと勧められました。
そこで調べてみた所、停留した睾丸は腫瘍化し… [続きを読む]
ムロさん (大阪府/24歳/女性)
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