対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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ひとつの方法として
りう様
博多は九州なので暖かそうな気がしますが、冬は意外と雪が降ったりするのですよね?
さて、敷地やその周辺の環境を実際に見なければ判断のつかないところですが、ひとつのテクニックとしては都市型住居の普遍的な形態「中庭形式」があります。
この形式は外に対して閉鎖的で、内側に開く形式なのでプライバシーが守られ、防犯上有利で、通風・採光も確保し易い形式と言えます。
通風の考え方は、自然換気の考え方として「風力換気」と「温度差換気」があり、平面的に風が通り抜け易い計画とし、風のない時でも上下の温度差を利用して換気を促進する様計画することができます。
また、断熱・遮熱に考慮すれば、夏冬共快適に過ごせる家にすることは充分可能かと思われます。
設計と監理についてですが、インターネット時代になると距離に関係なく何処にいても世界中の仕事ができるようになりました。
日本にいてフランスの現場のライブ映像だって見られるのです。
ただ、遠隔地の現場で重要な事は、如何にいい施工者を見付けるか、という問題があります。これがいつも苦労するのですが、それさえクリアすれば距離が離れていても問題ありません。
良い設計者を見付けて、素敵な家を建てて下さい。
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次回の船橋建築塾は6月20日(土)です。
初めての方も奮ってご参加下さい!
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博多駅近くの土地に家を建てようと思っています。夫婦ともに特に夏のエアコンが苦手で、できれば夏にエアコンがなくても風が通って涼しいというような家を建てたいと思います。冬暖かければ尚い… [続きを読む]
りうさん (東京都/44歳/女性)
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