対象:新規事業・事業拡大
事業展開の全体像をお伝えします。
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外資系企業のシステム運用を受託していると考えてよろしいでしょうか。国内企業から運用を受託するとなると確かに担当者の単価は比較的安価になりますね。事業展開の方向性ですが、運用業務を受託していると顧客との付き合いは長くなっていきますので、営業的な視点でみれば、エンドユーザの業務内容やシステムの状況、課題等の話も拾えてくるのではないでしょうか。
ですので、通常は保守開発から入って徐々に大きなSIの受注をするなどSI方面への拡大が考えられます。さらに上流にいくとしたら、どのSIerさんも志向されているように、上流のITコンサルティングへ発展させていくとなります。単価的な見方をすれば、これらは運用業務の受託からすると徐々に高くなりますが、お客様とのお付き合いは運用業務ほど継続的ではなく、単発なっていくかもしれません。また、ネットワークやデータセンタ構築などインフラ構築のサービスに、さらには自社で資産をもって、iDCやIaaS的なサービスに展開するというのも考えられます。 業務面で発展させていくとしたら、コールセンタや給与や受注データ入力などの受託サービスへ展開するとなるでしょう。これらはITを利用した受注サービスを展開する場合は切っても切れないものであり、今後ともますます必要になるでしょう。
話は戻りますが、いずれにしろ運用業務でお客様と深く長くお付き合いしていくことになりますので、情報システム周りの課題や困りごとを拾い易いはずです。今の事業モデルで顧客数を増やし、上記のいずれかの方向で周辺事業に展開していくというのが自然な方法だと思います。ただし、人的なリソースを揃える必要があるのと、何かしらの特異性を出すことが課題になりますが。私自身はIT導入の上流コンサルティング等を行っておりますが、運用業務中心に上記のような事業展開をされている事業者の方を存じておりますので、ご対面でもご相談できればと思います。
評価・お礼
ローキャメ さん
わかりやすいご回答ありがとうございました。
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この回答の相談
税理士です。
関与先にシステム管理サービスを主力にしている企業があります。
外資系システムベンダーから大口の下請けを受けている仕事が主力ですが、少数大口に依存した事業はリスクが大きく、… [続きを読む]
ローキャメさん (東京都/47歳/男性)
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