対象:ペットの医療・健康
RE:乳腺腫瘍摘出後すぐに死亡した原因について
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考えられる死亡原因については、実際のレントゲン写真や血液検査のデータを見てみないとはっきりしたことを申し上げるのは難しいです。心臓に関しても少し肥大しているというだけでは、心臓の評価は難しいです。心臓の評価には、身体検査での聴診、レントゲン検査、エコー検査などが重要となります。レントゲン上で多少の肥大があっても機能的に問題がなければ、手術を行うことはできます。泣き叫びながらのたうち回っていたのであれば痛みが原因の可能性もあります。肝臓の数値が高くフラフラしていたのであれば、肝性脳症や低血糖なども考えられます。ピンク色の水が喉から出てきたのであれば、肺水腫の可能性もあります。心臓肥大は、疾患の診断名ではありませんのでなぜ心臓が肥大しているのかを検査してもよかったと思いますが、それが原因かどうかは判断するのは難しいです。
評価・お礼
makotorin さん
●●先生、ご回答下さり誠にありがとうございます。
先生のご回答を素人の私なりにまとめますと、もともと僧帽弁閉鎖不全症(心臓弁膜症)あるいは肥大型心筋症による心臓肥大を起こしており、そこへ麻酔という急激なストレスによりその病状が悪化し、肺水腫(点滴も原因のひとつか?)をひきおこし、さらには肝性脳症・低血糖も合併しフラフラと貧血状態になったということではないか。のたうち回って泣き叫んでいた原因としては、僧帽弁閉鎖不全症(あるいは肥大型心筋症)であるにもかかわらず麻酔や痛み止め・鎮静剤などの強い刺激が負担となり左心房の破裂を引き起こしていたのではないか。このような結果にならない為に、心臓肥大がレントゲン検査でわかった時点でもっとほりさげて超音波検査をするべきだったのではないかと考えます。そして何よりも私たち飼い主が手術に対しもっと慎重になるべきだったと今では後悔と自責の念でいっぱいです。
少しはリンの術後の苦しみの原因がわかったような気がします。本当にありがとうございました。
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専門家のご意見をお聞かせ頂きたいです。9歳のマルチーズ・雌・3.8?です。去年から左の胸にシコリがあったのですが、今年になりそれが2.5cm程になりましたので、今のうちに切っておいた方が… [続きを読む]
makotorinさん (京都府/33歳/女性)
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