対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
インデックス運用をお勧めします
ねこここさん 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなることと、
インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという理論から、開発されたもので、ファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
従いまして、インデックス・ファンドでの毎月積立をお勧めします。
そして、購入の際にはコストにご着目ください。優先すべきは信託報酬の安さで、次に買付け手数料の安さになります。
宜しければ下記をご一読ください。
インデックスファンドの選び方
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/29804
インデックスファンド選定はコストを確かめましょう
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/29513
なお、投資では分散が大切です。国内外の債券や株式への資産配分をお勧めします。様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されています。
例えば、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券という4資産に均等配分した場合には、期待リターンは4.3%、標準偏差(リスク)は8.7%になり、年間の運用の68%は-4.4%〜+13.0%の範囲にはいり、95%では(20年に1回程度)には-13.1%〜21.7%の範囲とされています。
リスクを抑えるには国内債券の比率を上げ、収益を求めるには国内株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
補足
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
なお、夫々の資産クラスに対応するインデックス・ファンドの中から選びますと、十分に分散されたポートフォリオが構成されます。
インデックス運用がすぐれているかを、ノーベル経済賞を受賞したシャープ氏の言葉をフローにしたものを掲示します。参考としてください。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A