視力補正しながら眼の「環境」改善を
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白内障の手術を受けてから14年が経過しているため、現在の視力低下は白内障の悪化だけでなく、遠視などの屈折障害、網膜の変性なども考えられますが、眼科医の対応からは屈折障害が最有力です。現在の診断名は何でしょうか?
遠視などの屈折障害の一般的な治療は、眼鏡やコンタクトレンズによる視力補正や手術などが挙げられます。主治医の判断で、視力補正で様子をみようとしているようです。
白内障の再増悪だとすると、再手術の奏功率は初回手術よりも低下するようです。再手術の見込みとリスクについて主治医とよく話し合って下さい。
網膜の変性だとすると、手術は一般的ではありません。眼底の網膜と血管が徐々に変性していく疾患群で、進行を遅らせるための投薬などが行なわれますが、進行を食い止めるのは簡単ではありません。
疾患によって違いはありますが、現在の状況では、眼鏡等で視力補正しながら、視力をめぐる環境を整えていくことが必要のようです。「環境」というのは、栄養や自律神経のバランスなどを意味します。
例えば栄養に関していうと、眼の網膜細胞に有効な栄養素に「アントシアニン」と「ルテイン」があります。網膜の桿状細胞にはロドプシンという成分が豊富にあり、視力の維持や向上に必要不可欠ですが、アントシアニンやルテインはこのロドプシン生成にとって重要な役割りを果たします。
アントシアニンが豊富に含まれる食材として「ブルーベリー」が有名ですが、これも含めてベリー(いちご)の仲間は軒並みアントシアニンが豊富です。ほかにも多くの果物や緑黄色野菜、海藻類、大豆などには含有が認められています。ぜひ活用してみてください。
視力を維持し、眼の周囲の筋肉や神経の状態を整える治療を行なっている整体院もあるようです。視力は眼の周辺の血流や自律神経のバランスの影響を強く受けるといわれています。もしお好みならば、そのような施術を受けるのもよいでしょう。
評価・お礼
まごちゃん さん
有り難う御座いました。
診断名は何も告げられていません。もう一度調べてもらって対処したいと思います。
回答専門家
- 吉野 真人
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
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この回答の相談
現在60歳です。平成7年に白内障の手術とその1年後のレイザー光線を受けましたが、10年後ぐらいから視力(特に片方)が落ちてきて困っております。手術を受けた眼科に行ったところ、眼鏡で補うしかないと言われたのですが、思うように視力が出ません。再手術は出来ないんでしょうか?
まごちゃんさん (大阪府/60歳/女性)
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