対象:家計・ライフプラン
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財産管理とこれからのこと
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バーディさんへ
こんにちは・ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
お母様がいらっしゃらないということですので、お父様お一人というのはお金の面だけでなく、気持ちの面でも不安なことと思われます。
その中でバーディさんがお金の管理を任されたというのは、きっと何か意味があってのことでしょう。
最初に財産目録をつくられるのは、不安解消の意味でも非常によいことです。
できれば、相続税評価額も併せて計算されるとなおよいと思われます。というのは、今の財産で相続税を問題なく払えるかどうかも財産管理のポイントになるからです。5000万円+1000万円×法定相続人の数=相続税の基礎控除額となりますが、それを上回る部分は相続税の課税対象となる可能性があります。
評価額についてですが、
概算で出す場合、
現金や預金は実際の金額、有価証券は金融機関の残高報告書を元にして計算されるとよいでしょう。
家屋は固定資産税評価額(固定資産税の納付書綴りに記載があると思われます)、土地は、ご自宅の場合、路線価評価額(国税庁ホームページ)または固定資産税評価額×1.2倍で考えておくとよいでしょう。
正確な計算をされたい場合、税理士の方や税理士と提携されているFPの方に依頼されることをお勧めします。
財産目録と同時にお父様のライフプランを立てられると、お父様が安心してお金が使えるようになるかと思われます。FPの方と一緒につくられてもよいでしょう。お金は多いほどよいのですが、安心してお金が使えるようになるのは、心豊かな人生という点で考えればなおよいのではないでしょうか。
ライフプランを立てられる際は、何かあったときの約束事(誰に連絡するか、財産をどのように分けるか、それぞれの兄弟の役割など)を決めておくと後で困らなくてすむようです。
評価・お礼
バーディ さん
評価が遅くなり申し訳ございません。
あれから、私が次男を出産し、その後父が入院してしまい、バタバタとしており、なかなかご回答いただいた内容を読む時間がとれませんでした。
相続税の計算は、金融資産と土地では違うのですね。
勉強になりました。
あれから父と話していたら、結構な額の金融資産を保有していました。
このままだと相続税が発生するかも知れないので、対策を練るように伝えてみます。
ご丁寧なご回答ありがとうございました。
回答専門家
- 上津原 章
- ( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
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この回答の相談
30代主婦です。
来春、実父が定年を迎えます。
実父は3年ほど前に癌を患い、現在も闘病中のため、気力・体力共に衰えを感じており、また配偶者もいないため、私が定年退職後の資産管理を任され… [続きを読む]
バーディさん (神奈川県/36歳/女性)
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