平 仁
税理士
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あなたの場合は扶養範囲内が断然有利です
ちゅけさん、こんにちは
ご主人の年収1600万円を考えますと、所得税率33%である可能性が高いですね。
ちゅけさんが、4月までで80万の収入があったということは
おそらく年収240万円の方であったと考えられます。
そうすると、所得税率5%でしたから、
再就職して現状の年収を維持できたとしても、
扶養に入っていた方が有利なものと考えられます。
扶養の範囲で働いていたほうが、節税効果(社会負担減少効果)が高いのです。
所得税・住民税の扶養の範囲(東京特別区の場合は、給与98万円未満)
に入られるのであれば、ご主人の税負担が16万2400円減るものと考えられます。
これに、社会保険負担が減りますから、その負担削減効果は大きいのですね。
可処分所得を増やしたい、つまり、使えるお金を増やしたい
ということであれば、あなたが扶養から外れて、
家庭の外からお金を稼いでくることも選択肢として当然考えられます。
その負担の差を計算してみると、(葛飾区の料率で)
122万7000円〜130万円未満、174万2000円〜
の範囲であれば、可処分所得が増えますね。
国民健康保険の料率は住んでいる市区町村によって異なりますので、
ご自分の住んでいる市区町村の保険課にご確認下さい。
試算結果が中抜けになっているのは、年収130万円未満までは
社会保険の扶養に入れるためで、社会保険の扶養から外れるとなると、
一気に負担が増えるんですね。
私であれば、可処分所得を増やしたいので、
一生懸命働いて一生懸命税金等を負担しながらがっちり働きたいですが、
時給換算すると、年収が300万円以上ないとバカらしくなるでしょうね。
ご主人の所得が平均的な所得であれば、月額15万程度で意味があるのですがね。
月額20万程度であれば、月額で100万以上ある方の扶養に入るほうが
賢い選択だと思いますね。
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この回答の相談
4月末で仕事を辞めました。
1月から4月までの所得は約80万位でフルタイムのパートで働いていました。
5月より主人の扶養に入れてもらう手続きをしていることもありしばらくは働かずにゆっくり… [続きを読む]
ちゅけさん (東京都/41歳/女性)
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