対象:ペットの医療・健康
猫の鼻炎
猫の鼻炎、特に慢性化した鼻炎は獣医医療でも難治性の疾患の一つです。
猫ヘルペスウィルス、猫カルシウィルス感染が引き金となった急性期の鼻炎は、猫インターフェロン、テトラサイクリン系の抗生剤などで殆んどが完治しますが、治療が遅れたケースなどでは慢性化してしまうことがあります。
慢性化した鼻炎にも、時々、涙目になって、くしゃみと水鼻を飛ばす軽度のものから、常に青鼻を飛ばしてしまう重度のものまであります。 重度のものでも、室内飼にして、暖かい環境にいると、比較的安定した生活を送ることができます。 この場合でも、青鼻は飛ばしますので、家具が痛みます。つまり、家具の塗りがはがれてしまうのです。 これが問題の一つです。
また、御質問にありますように、冬の間、エアコン、またはホットカーペットで保温してやるか、起毛した布類で猫が寒さを防ぐ工夫をしてあげないと、症状が悪くなって、食欲が一気に低下してしまいます。 こうなると、強制給餌、抗生剤投与、輸液などが必要となります。
6ヵ月はすでに、仔猫ではなく、早い仔ではもう少しで発情がきます。 兵庫県でこの時期に粘性の鼻汁を流している場合では、慢性化した鼻炎と判断するほうが理にかなっているように思えますね。
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