対象:生命保険・医療保険
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照井 博美
ファイナンシャルプランナー
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目的別に分けたほうがメリットがありそうです。
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はじめまして、FPの照井と申します。
本子さんの現在の状況、加入の目的から考えますと、必ずしも今検討されているものがベストかは疑問があります。
まず「万が一将来障害などを持つことになった場合の生活の不安に備えること」に対する保障としては、確かに検討されている保険は死亡だけでなく高度障害などの場合も保険金が支払われるものかと推察しますが、この場合の高度障害は、約款を見ていただくと確認できると思いますが、おそらく「両眼の視力を永久に失った」り「両上肢とも、手関節以上で失った場合」など、かなり限定されたケースかと思います。 1級または2級の障害と認定されれば障害基礎年金が出ますし、厚生年金に加入している場合は障害厚生年金がプラスされますので、終身保険でカバーするのはかなり割高になるかもしれません。
「老後、年金のみで生活することは不安なので、一定の積立を行い将来受け取れるようにしておくこと」をカバーすると考えると、支払う保険料の合計は約700万円に対し、60歳に払い込み期間終了の場合、最低保証利率での年金移行時の原資額が700万円+生存給付金100万円ということですので、これもあまりメリットとは言いにくいですね。
本子さんに扶養しているご家族がいらっしゃるのでなければ、終身保険ではお葬式代のみ300万円程度あればよいのではないでしょうか?
お気づきのように、万が一解約することになった場合のリスクがありますので、保険ではなく、毎月確実に積み立てていける金額で、貯蓄なり、資産形成なりを、きちんとプランを創って始められたほうがよろしいのではないかと思います。 (収入の変動などあっても、保険でなければ払えないときのみストップすることができます。)
本子さんの年齢からでしたら、30年くらいの時間を味方につけることができますよ。 これをきっかけに将来のライフプランを考えたうえでの、資産形成をお奨めします。
評価・お礼
本子 さん
早速のご回答をいただき、
どうもありがとうございました。
>おそらく「両眼の視力を永久に失った」り「両上肢とも、手関節以上で失った場合」など、かなり限定されたケースかと思います。
仰るとおり、重度の障害の場合に限定されるとの
ことでした。自分に万が一のことがあった場合に、
自活できるように・・・ということが目的のひとつ
だったのですが、将来何が起こるかわからないにしても、障害の程度によっては必ずしもこちらの終身保険タイプに入っていれば安心とはいえない可能性もあると
思いました。
また、質問させていただいたタイプの保険の場合、
やはりリスクがあることは覚悟しないといけない
と思いますので、資産形成のプランをこの機会に
考えて検討したうえで、決めたいと思っています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
生命保険の加入を検討中です。
目的は、
?万が一将来障害などを持つことに
なった場合の生活の不安に備えること、
?老後、年金のみで生活することは不安なので、
一定の積立を行い… [続きを読む]
本子さん (新潟県/31歳/女性)
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