対象:不動産売買
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高橋 正典
不動産コンサルタント
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マンション選び
はじめまして。バイヤーズスタイルの高橋と申します。
確かに、築年数が経ってもいいマンションはありますね。ただ、同時に、それ
相応の問題が存在するのは事実です。
マンションには、自分が住む専有部分と、共有部分があり、その共有部分に
ついての判断で、物件の良し悪しが決まる場合も多いのです。
例えば・・・
・空室が増えて、いわゆるスラム化しつつある。
・オーナーが住まず、賃貸人が多く住む部屋が増え、管理やコミュニティに
おいて問題が多い。
・排水管の音や、上下階の音などに問題がある。
・管理組合が機能していない。
・修繕計画が無い、或いは未達であったり、資金的な余裕が無い
そして、築年数が経っている場合には、耐震性の問題も重要です。
1981年6月の建築基準法が改正(いわゆる新耐震という基準)され、この月以降
に建築確認申請がだされた物件がその対象となりました。
完成の時期としては、規模の小さなもので1982年12月以降、多くは1983年中盤
以降の完成時期の物件であれば、新耐震基準に適合している可能性が高いですね。
ちなみに、どれ位持つか?ですが、給排水管といったライフ関係は別として、目安
とすれば、建築工事標準仕様書(JASS5)による、一般基準である「大規模補修不要
期間として約30年、共用限界期間として約65年」というのがあります。
これが最低基準だとすれば、何もしなくても65年は持つということです。
ご参考になりましたでしょうか?
この御縁がかーみん様にとって、素晴らしきものとなりますよう願っております。
株式会社バイヤーズスタイル
代表取締役 高橋 正典
家を通して考えるライフデザイン
夢を現実へ〜バイヤーズスタイルCEOのブログ〜
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この回答の相談
将来マンションの購入を考えています。築年数が30年でも、リフォームでおしゃれな家が増えていると思いますが、築年数はどれくらいの物を選ぶのがおすすめですか?またマンションの寿命は何年位なのでしょうか?建築法などで、何年経つと立て直すなどの決まりはありますか?
かーみんさん (長崎県/46歳/男性)
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