対象:人材育成
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竹谷 泰史
経営コンサルタント
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研修では「意識付け」はできても「実践」はできません
rydeen1999様
人材育成支援業をしております、M&Yの竹谷と申します。
rydeen1999様のお悩み、多くの経営者や人材教育担当者の共通の悩みではないでしょうか。研修の成果が実際の業務で実感できることは少ないと思います。「炎の…」とか「地獄の…」などというような研修を実施し、しばらくは何か活気付いたような感じがするものの、すぐに風化してしまい、結局効果がわからないというのもよくあることですね。
確かに研修、特に座学の集合研修には限界があります。
その理由は、大きく分けて二つ考えられます。
1.そもそものモチベーションが低い
2.研修を自分の業務に落とし込む能力が低い
1.の場合、社員としての業務にのみモチベーションを高めるのは無理があります。それぞれの社員のライフデザインと会社の理念のベクトル合わせが必要です。
2.の場合、研修で「べき論」を習ってその時は「そうだ!」と思ってもいざ自分の持ち場に帰ると「はて?何をすれば」と具体的にわからないということだと思います。つまり「応用が利かない」のです。
ですから「意識」があるうちに実際の成果がでないので「意識」も長続きしないということになってしまうのです。
解決策としては、手間がかかるのですが、「より具体的な指示を与えて小さな成果を実感させる」ことに尽きると思います。
中間管理職の方の資質ににもよりますが、「べき論」を「具体的指示」にできる方はそれほど多くないのではないでしょうか。そこをまずより経営幹部に近い方が、「それはこういうことだ」と具体的に示してやる必要があるのです。
「5Sを徹底せよ」ではなく、「君の部署の○○さんが来客にきちんと挨拶できていなかった。君ならどう指導する?」というように。
根気のいることですが、ご健闘を祈ります。
「べき論」を「具体的に」のお手伝い
「プレイングコンサルタントM&Y」
http://www.m-and-y.com
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
社内の情報共有、あるいは部下の育成を目的として中間管理者層の研修を実施すると、研修当日、非常に暑い話し合いがなされた結果、意識付けもうまく出来、研修の効果もあったと感じられる時があります。
し… [続きを読む]
rydeen1999さん (埼玉県/46歳/男性)
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