当面は現状のお仕事をお続けになられては如何でしょう

エルレ様

初めまして、オフィス　マイ　エフ・ピーの吉野充巨です。

家計はとてもシンプルな構造です。
1.収入 - 2.支出 + 3.( 資産×運用利率) = 4.貯蓄(年間の増・減)
で表されます。
この式に沿って、お二人合算の家計をお考えください。

もし、扶養の範囲内でのご収入をお考えの場合、
ご主人が配偶者控除を受けられる範囲の給与収入は103万円以下になります。これを維持する場合は、月々8万円程度の収入のお仕事になります。
この場合には、お二人の収入は月に28万円程度です。

社会保険の扶養の条件は130万円以下、月々108,334円未満の条件になりますので、実質的な収入は月に10万円以下になり、お二人合わせて30万円での家計を維持することになります。

どちらも、現状の収入からは大幅なダウンとなり貯蓄額も減少するものと拝察いたします。

海外旅行の為の貯蓄が必要の場合には、現在のお仕事をお続けになる様お勧めします。

また、お子様を得た後の支出増への備えの為にも、出来るだけ現在の収入を維持されるようお勧めいたします。

扶養の条件に関するものは下記コラムを参照ください。
103万円と130万円所得税と社会保険の扶養の条件http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30729

現況は雇用情勢がたぶんに不安定です。
経済環境が落ち着き、就職先が増える(求人率が回復)までは、他のお仕事を探されるよりも、現在のお仕事をお続けになられるほうが、安全と思われます。