対象:ペットの医療・健康
脳炎
幸いなことに、私はこれまで、1年という長期に亘って抗生剤を飲み続けなければいけない脳炎を経験したことがありません。 本当に抗生剤ですか? 抗炎症剤ではありませんか?
ワンちゃんで、抗生剤投与が治療の中心となっている脳炎でしたら、恐らく感染性の髄膜炎だと思います。
これには、ウィルス性なら、犬ジステンバー,犬伝染性肝炎,狂犬病,オーエスキー病の各ウィルス、真菌性なら、ブラストミセス,クリプトコッカス,ペーシロマイセス,クラドスポリウム、リケッチア、エールリッヒア症、原虫なら、トキソプラズマ,エンセファリトゾーン,トリパゾーマ,バベシア、細菌性なら、ブドウ球菌,レンサ球菌,パスツレラ,アクチノミセス,ノカルジアが報告されています。
ななさんのワンちゃんの場合、髄液の細胞検査結果はいかがでしたでしょうか? また髄液の細菌培養検査やウェイルス抗原や抗体の検査結果、血液のウェイルス抗原や抗体の検査結果はどうでしたか? 掛かり付けの先生は、どのタイプを御疑いになっておられるのでしょう? そのあたりを、もう少し、詳しくお教えいただくと、抗生剤の中止が可能かなど、もう少し具体的なお答えもできると思うのですが・・・。
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