対象:マッサージ・手技療法
整体やカイロについて
整体やカイロってホントに大丈夫?!って思いますよね。
でも実際のところ、首肩こりや腰痛、膝痛をはじめ、慢性疲労や内臓の不調、便秘や生理痛など機能障害については、
体の基本構造である骨盤や脊柱の傾斜やねじれ、これを支える股関節や膝関節の機能角度、それらに付着する筋肉の緊張状態などが大きく関係しています「身体のゆがみ」。
そして現在の西洋医学は、歴史的に外科的処置と投薬を二本柱といるため、「身体のゆがみ」による様々な機能障害ついて適切な対応ができないことも現実的に多くあります。
例えば、整形外科は、元々「外科」ですから、手術を前提とした処置を得意とします。
そして手術に至らない症状については、痛み止めの注射や飲み薬など症状緩和を目的とした処置となります。
また、整形外科の理学療法(リハビリ)も本来手術後の機能回復を目的として発展してきたもので、主に筋肉強化を目的とした運動療法が主体でマッサージは補助的な程度にしか行なわれません。手技による補正などはほとんど行なわれません。(健康保険適用がありますが、時間的技術的に十分な施術が行なわれないのが現状です。)
むしろ、「身体のゆがみ」による影響については、代替療法としての手技療法専門家(整体やカイロなど)の方が得意分野で、より適切な対応が可能なことが多くあるのです。
ただ、ご心配されるように整体やカイロなどは、特に国家資格による制限の無いいわゆる民間療法になりますので、施術法や施術理論、先生の知識や経験などのバラツキが大きくあり、施術院によって効果に差が出やすいといえます。(国家資格の必要な業種でも先生の知識・経験によるバラツキはやはりありますけど)
何らかの医療関係の国家資格を持っている方もいれば、そうでない方もいます。
しかし、非常によく勉強されて知識、経験、技術そして人格のしっかりされている先生もたくさんいらっしゃいます。
以下続きます。
補足
股関節について、変形性股関節と言われたようですが、
股関節の骨盤側の被りが浅いというのは、一般的な医学用語では「臼蓋形成不全」と言います。
通常「臼蓋形成不全」でも骨盤臼蓋あるいは大腿骨頭(大腿骨の先端)の崩れ・変形がある場合に「変形性股関節症」と言い、「臼蓋形成不全」だけでは変形性股関節と言わないのが一般的だと思います。そのため最初の整形外科医の先生がこの言葉を使わなかっただけかもしれませんね。
レントゲンやCT、MRIは人体内の状態を科学的に推測することが有効な手段ですが、それで全てがわかるわけではありません。
また整体やカイロなどでも熟練した先生であれば、「臼蓋形成不全」や「変形性股関節症」などの状態も股関節機能検査や歩行分析などで大体の状態はわかりますし、適切な対処も可能です。レントゲンやCT、MRIなどの画像を持参できればより参考にはなりますね。
「臼蓋形成不全」で重要なことは、大腿骨頭が臼蓋にうまく収まり、股関節角度が適切な角度であるようにしておくということです。
参考Q&A:臼蓋形成不全について
http://profile.allabout.co.jp/pf/kawaikinkeitai/qa/detail/16366
むしろ心配なのは、「臼蓋形成不全」があると股関節の安定性が低いので、バレエなどで通常の股関節使用域以上に開脚することは、場合によって股関節符合角度をずらしてしまい将来的に「変形性股関節症」に発展させるリスクがあることでしょう。
現在の身体状況からすると、残念ながら半年に1回程度の通院では改善はあまり期待できないと思います。
今後のためにも是非信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)を見つけていただき、定期的な通院を考えた方がよいと思いますよ。
*病院でよくならなかった肩こり・腰痛・膝痛・慢性疲労・アトピーなど専門
体にやさしい骨盤ゆらゆら整体! 川井筋系帯療法治療センター
東京 横浜 船橋 さいたま新都心 名古屋 http://www.kawaikinkeitai.co.jp/
回答専門家
- 川井 太郎
- ( 東京都 / あん摩マッサージ指圧師 )
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!
首肩こりや腰痛、便秘、更年期障害、アトピーなどの諸症状を独自の身体分析法と手技施術で改善へ導きます。40年の実績がある独自の整体「川井筋系帯療法」は、東京、横浜、船橋、大宮、名古屋、札幌でこれまでに5万人以上の施術実績があります。
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この回答の相談
24才、女性です。
カイロ、整体への通院を考えているところですが、アドバイスをください。
学生の頃から姿勢が悪く、そのせいか肩こりもひどいです。
体の左右のバランスも気になって… [続きを読む]
ノーラさん (宮崎県/24歳/女性)
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