対象:家計・ライフプラン
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お金が足りている状態が大事。
こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
会社が黒字でも、生活ができないのというのはかなりつらいですね。
まずは、借入金と減価償却費との関係についてお話します。
借入金は、借りるときは収入になりませんが、返済するときも経費になりません。
返済するときには経費にならないため、返済するためのお金も利益の中から支払うことになります。
開業時などに購入した設備などは、開業時に代金を支払ったとしても、その時は経費になりません。購入時に経費に出来ない代わりに、耐用年数に応じて、減価償却費といった形で経費にします。
仮に、100万円を5年間、一定額で減価償却する場合は、
100万円÷5=20万円 を5年間にわたって経費にします。
減価償却費は、お金が出て行かないで経費になりますが、結局の所、開業時に支払ったお金を回収しているのに過ぎません。
借入金で設備を購入した場合は、減価償却費というお金が出て行かない経費を上手に使って、借入金を返すためのお金をつくることになります。
役員給与については、私が申すことですが、正々堂々と取るべきものと思われます。
役員報酬が取れないのは、事業計画がどこかで間違っているのかもしれません。借入金の返済を急ぐあまり、減価償却費とのバランスが崩れていることも考えられます。節税も大事なのですが、もっと大事なことはご家族や社員の方が安心して生活できることではないでしょうか。
税理士の方を上手に使って、生活が成り立っていけるような事業計画を立てられてみられることをお勧めします。
分からないことがございましたら、いつでもお声掛けください。
回答専門家
- 上津原 章
- ( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
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夫が自営でお店を始めて6年目、有限会社にして4年目です。
会社から役員給与として貰っていますが、給与額は税理士さんが節税になる割合の額を決めていて、実際に生活費としてもらっている額とは違い… [続きを読む]
勉強不足でさん (千葉県/33歳/女性)
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