対象:インテリアコーディネート
今井 大輔
キッチン・インテリアデザイナー
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オイル塗装のツヤについて
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小栗 様
はじめまして、フリーハンドイマイの今井大輔と申します。
オイル塗装のツヤの印象についてですが、基本的に最初のうちはオイル塗装をした無垢材にツヤはあまり出ないことが多いのです。
ただ、オイル塗装は塗り重ねることでツヤを出していくことができますので、床面に1回塗るだけではなく、1回塗って余分なオイルを拭き取って、乾燥後、紙ヤスリで軽く研磨して(あまり磨くとツルツルになって危ないのです。)、また磨いて、拭いて、乾かして、磨いてと、これを3回ほど繰り返すとある程度のツヤが得られると思います。
あとは住み始めてからのメンテナンスが床に良いツヤを与えると思います。1年に1回、大掃除の時などに水拭き掃除をして紙ヤスリを使って軽く研磨をしオイルを塗ってすり込むように拭き取るという作業を繰り返してゆけば、明るい黄みを帯びたパインが本当に飴のような色とツヤになっていきます。
ただ、オスモカラーは塗料の柔らかいものでも粘度が高めなので、塗るのにちょっと疲れるのですが・・・。
まだ、オイル塗装というものがなかった時代は、「布で作った袋に乾いた米ぬかを入れて団子のようにし、それで毎日ゴシゴシ床を磨いてきれいにしたものよ。」というお話しを以前お客様から聞いたことがあります。
無垢材の色の良さはだいたい2〜3年くらい経った頃から始まります。
ゆっくりと、それを楽しみにして使ってゆくのが良いと思います。
その時が楽しみですね。
参考にしていただければ幸いです。
評価・お礼
小栗 さん
回答ありがとうございます。
メンテナンスが大事なんですね。
メンテナンスしつつ、艶が出てくるのを楽しみにしたいと思います。
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この回答の相談
設計事務所で新築します。
床材は無垢のパインです。
塗料はオスモカラーを計画していますが、どうも感じがしっくりきません。
実際に塗料を塗ったサンプルを見せてもらったのですが、私は使い… [続きを読む]
小栗さん (広島県/31歳/女性)
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