地盤についての告知義務

はじめまして。バイヤーズスタイルの高橋と申します。

とても難しいご質問ですね。告知する義務があるか否かについて、その土地が

客観的に見て明らかに軟弱地盤と判断するに足る地勢である等を除いて、する

義務まで負うかは難しい判断です。　

地盤は、例えば隣り合わせの土地であったとしても、結果が違ってきます。

よくあるのは、分譲業者が3棟建築して売る際に、地盤調査した結果、同じ重量

の建物を建てるのに、其々違った結論がでる事もあります。

cyocomam様が、どれ程の重量の建物を計画しているのかについて、その不動産

業者が知っていたのか?

また、購入前に地盤調査を実施する事は、通常難しいでしょう。それは、売主に

とってもリスクのある事です。

しかしながら、重要事項説明をし売買契約を締結するなか、我々は起こり得る

リスクを記載する必要もあります。　

従って、可能性として地盤補強の責を負うのは買主である旨は、説明すべきだと

私は思います。

詳細については、契約に至った経緯その他詳しく伺わないと、断定的なことは

言えませんので、もしご納得がいかない場合は、更に詳しい資料を揃え、専門家

の判断を聞かれるのもいいでしょう。



ご参考になりましたでしょうか?

この御縁がcyocomam様にとって、素晴らしきものとなりますよう願っております。

　　　　　　　　株式会社バイヤーズスタイル
　　　　 　　　 　 　代表取締役　高橋　正典

　　　　　　　　 家を通して考えるライフデザイン

　　　　　　　 夢を現実へ〜バイヤーズスタイルCEOのブログ〜