対象:保険設計・保険見直し
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照井 博美
ファイナンシャルプランナー
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保障全体の優先順位が大切です
aikayaさんはじめまして、保険見直しや資産運用・
ライフプランを相談できるFP照井博美と申します。
1) 以前に比べ、他の病気と同じく入院は短期化される傾向にあり、通院のみで
治療を行うケースも増えています。これからがん保険を考えるのであれば、
個人的には通院給付金も1万円程度あるものが選択肢に入ると思います。
(早期発見できれば、通院を繰り返しながら、がんと長くつきあっていく
ケースも増えていくのではないでしょうか。)
2) aikayaさんの万が一の場合の必要保障額はきちんと計算してみましたか?
1000万円が根拠のある金額だという前提ですと、確かにお葬式代は
いつ亡くなっても必要なものなので、保険料の予算が許すのであれば、
終身300万/定期700万のほうが無駄がないと言えますが、限られた予算のなかで
どうしてもある時期までは1000万の死亡保障が必要なのでしたら、終身部分を
少なくすることで保険料を抑えるという選択もありです。
3) 更新型は更新のたびに保険料が上がっていくので、ある時期からは
貯蓄でまかなうおつもりで、それまでの保障でよいのであれば更新型が
適しているとは言えますが、終身で医療の保障をお考えでしたら、更新のたびに
保険料が約2倍程度になりますと、教育費のかかる時期やリタイア後に負担が
大きくなるので適していないといえるでしょう。 寿命にもよりますが、
平均寿命程度と仮定すると、おそらく更新型のほうがトータルの保険料は
高くなると思います。
補足
4) ご主人は公務員でいらっしゃるので、現役時代は職場の健康保険からの保障も手厚い可能性があります。 自己負担分としては5,000円でもよいのかもしれませんね。ただし、入院のリスクが増える65歳以降をどう考えるかですが、これも価値観ですので、ある程度貯蓄を取り崩してもよいとお考えなら5,000円程度、なるべく貯蓄を取り崩さず準備したい、また、おふたりが65歳になる40年後の5,000円をどう考えるかで、医療費の上昇も考えられるのであれば10,000円程度あってもよいかと考えます。
5) 健康だったらボーナスが出るタイプの医療保険は、その分ボーナスが出ないものよりも保険料を余分に払い、余分に払った分が単純に戻ってくる、ということなので、あまりおすすめはしません。積立て型の場合、aikayaさんが掛け捨てに非常に抵抗感があり、ある時期になったらそれを解約して、それ以降の医療用の資金を貯める目的であれば、保険料は掛け捨て型のものより高くはなりますが、それもありかとは思いますが、掛け捨てでもいいからなるべく安く終身の医療保障を備えることが目的であれば適していないと言えるでしょう。
6) ご一家の優先順位によります。 個人年金を準備するよりも高い優先順位があり、保険料を払い続けることができず途中で解約すれば元本割れになってしまう可能性が高いので、ライフプラン・シミュレーションをしてみると全体の優先順位が見えてくるかと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、夫婦25才・子ども1才の3人家族です。主人は公務員、私は無職(今後、扶養内でパートとして働く予定)です。
月20〜22万収入に対して、生命・医療保険…約21000円
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aikayaさん (宮崎県/25歳/女性)
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