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対象：人材育成
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伊藤 弘輝
研修講師
2
<外国の航空会社への就職>へのご回答ー1
”ジャックマイ”様
航空業界エキスパートの伊藤と申します。ご質問のご依頼ありがとうございます。
ジャックマイ様もこの世界的不況の中で来年に就職を控えられさぞかし不安な日々を
お過ごしのことと思います。
ご質問への回答ですが一般的には下記の様に解釈下さい。
(1)日本に営業所を置く外国の航空会社の募集について、タイミングや求める人材を教えて下さ
い。
ご回答・・・先ずタイミングに関してですがこれはハッキリと「不定期」と申し上げて良いでしょ
う。新規に就航する場合、増便する場合、組織改変や退職などによる補充など理由はまちまちです
がどの期間に「多くの応募が集中する」と断言できる時期はありません。次に募集方法ですが
かつての募集媒体の定番はジャパンタイムズの月曜日版や日本経済新聞の日曜日版でしたが
昨今は各社がホームページ上で随時募集するケースが多く、まれに系列の専門学校経由や
旅行、航空、貨物などの業界専門誌やウェブなどでの募集もあります。またプロパー(正規
雇用)ではなく派遣であればその業界を得意としている派遣会社などもいくつかあります。
上記より日本に就航している会社は50社以上にのぼりますので、ある程度ターゲットを絞って
まめにホームページ(これは日本語版も本国版も)をチェックされることをお勧めいたします。
・・・(2)へ続く
補足
(2)のご回答・・・・日本に就航している航空会社に限って申し上げると大きくは旅客と貨物部門に分かれます。
ジャックマイ様は宣伝PRがご希望とのことですので敢えて旅客に絞らせて職種をもうしあげると販売の大勢を占める旅行会社との窓口となる営業部門、予約や航空券を発券する部門、空港業務部門、マーケティング・宣伝PR部門、総務・人事系・管理部門などと大きくは4つほどに分かれます。
(3)へのご回答・・・本国での経営の安定性と雇用の安定性は必ずしも一致はしないのが外国航空会社の特徴ともいえます。昨年度までの結果に基づきますが双方(経営、雇用)ともに安定しているのは近隣ではアシアナ航空(韓国)チャイナエアライン(台湾)、タイ航空など。次いで早期勇退制度の導入などはあるもののキャセイパシフィック航空(香港)、欧州ではエールフランスーKLM航空、ルフトハンザ航空(ドイツ)、フィンランド航空なども落ち着いて仕事に励める会社であると思います。この数年で日本路線への拡充を図る中東の航空会社などは断言出来る運航年数に達しておりませんので今後の動向が気になります。
(4)へのご回答・・・(3)にて申し上げた中東の会社は各航空会社経験者を選りすぐって日本において運航を開始し現在は安定した搭乗率を確保しているわけですので今後、就航の見込まれる同地域のエチハド航空(EY)や独自の展開をしているJETSTARや未就航ですがエアアジアなどのLCC(ローコス
トキャリア)、数年後は参入が確実視される中央アジア資源国、カザフスタンのアスタナ航空なども「ゼロからのスタート」という意味ではジャックマイ様のエキサイティングをチャレンジングと解釈すれば面白いかと思います。
今後、一年間の学生生活と就職活動を悔いの残らないように充実したものとなるように願っております。
航空業界エキスパート 伊藤弘輝 http://www.itohiroki.com
（現在のポイント：1pt）
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現在大学3年生のペンネーム・ジャックマイと申します。来年に就職が控えていますが、航空会社で働くのが子供の頃からの夢で、今でもその夢はかわっていません。強いて変わったといえば、日系ではなく… [続きを読む]
ジャックマイヨさん （神奈川県/21歳/男性）
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