対象:年金・社会保険
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 1件
納付・免除(学生納付特例)・バックレからの選択です
リビエラさんこんにちは。FPの今野です。
タイトルには敢えて「バックレ」というのを入れましたが、これはマズイです。簡単に言えば、日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人は国民年金に加入しなくてはならないことになっておりますので。
と、言うことで「納付」もしくは「学生納付特例」という選択なります。
納付とはその名前の通り、平成19年度で月額14,100円(年払いにするなどすれば割引あり)の保険料を納める方法です。保険料を納めることによりこの納付した期間は、国民年金の「納付済み期間」と呼ばれる期間になります。大雑把に言えば将来受け取る老齢基礎年金(老後に受け取る国民年金)の金額は以下のように決まります。
792,100円(平成19年度の金額です)×納付済み月数/480ヶ月(20歳〜60歳)
つまり、国民年金の保険料を払っていない期間が長くなればなるほど、もらえる金額が少なくなります。さらに、国民年金と厚生年金の保険料を納付した期間が合計で25年未満になると将来、老齢年金が原則としてゼロになりますのでご注意ください。
もうひとつの、「学生納付特例」ですが、学生の間だけ、保険料の納付を待ちますよ!そのかわり、働くようになったら10年以内に納めてくださいね!という制度です。このように後から保険料を納付することを追納といいます。こちらの選択をする場合は、お子様に、制度の趣旨をお話し、なるべく早いうちに追納することを勧めておく必要があります。後から、お子様が追納することにより、上記の「納付済み期間」になり、年金額は減らないですむことになります。
お子様が20歳になった場合には、少なくとも「学生納付特例」の手続きはお住まいの市区町村役場でなさってください。
万が一、お子様が障害状態になられた場合などに、「学生納付特例」の手続きをしておいた場合と、「バックレ」ていた場合に大きな差が生じます。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
今年5月で20になる子どもがいます、現在は専門学校の学生です、国民年金の支払いが発生すると思うんですが、どのような、選択肢があるのですか
リビエラさん (福岡県/47歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A