対象:住宅設計・構造
二世帯分離住宅 その2
こんにちは やすらぎ介護福祉設計 齋藤です。
前回は''「洗濯機の置き場」''に悩まれておられましたが、最終的な部屋の配置や間取りなど具体的にお決まりになられたようにお見受けいたしました(^^)
着工時期をお決めのようですが、''二世帯住宅''の増築において急がれる理由があるようですね。
本来なら業者選定もじっくりしたいところですが、''業者決定後の打合せ時間を配慮''されたいのでしたら、ご質問の1〜3において以下のような段取りにされるのも一つかと思います。
*1.既に具体的にお決まりの部屋配置をもとに、「有料」で基本設計および見積もりを依頼する
とくにハウスメーカーさんは契約を先にしてから具体的案を出したがりますので、業者間の提案を同じ条件で確認されたほうがよいと思います。
業者選定に時間をかけられない分、有料で基本プランを作成してもらうことにより、2社それぞれの企業体質・プランニング能力・金額設定などがわかってきます。
*2.1の提出期限を決め、それぞれの会社にプレゼンテーションして頂き、工期や保証内容も確認する
建てたあとのお付き合いが最も重要になりますので、その場限りの美辞麗句にごまかされないように。
*3.選択判断基準
G社は設計を外注されていてN社は社内設計という違いから、「打合せ内容変更時の対応力」「建築時の検査方法」などご確認ください。
施工実績は安心材料になりますが、結局は施主さんと一緒に新しいものを作り上げていくので、使用材料とデザイン手法さえ間違えなければ、過去作品にこだわることはないと思います。
今回は、着工時期をずらさない事を前提にした内容でまとめましたが、時期をずらせるのであれば打合せ回数を増えるごとに信頼関係が築き上がった業者さんにご依頼されてはいかがでしょうか。
ご参考まで
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
新築の依頼先選びに苦戦しています。着工時期は7月〜8月。私の出産が5月末のため、具体的な打ち合わせは、1社に絞ってゆっくりしたいと考えています。次の2社にまで絞りました。
N社… [続きを読む]
まなのままさん (山梨県/32歳/女性)
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