対象:マッサージ・手技療法
腰部脊柱間狭窄症について
腰部脊柱間狭窄症の症状でよく診られるのが、足のしびれや休み休みでないと歩けない(間歇は行)ですが、
今回の場合、病歴として現在も糖尿病があること、過去に脳梗塞、肺梗塞をしていることから、閉塞性動脈硬化症による影響で足の指先のしびれ、軽い麻痺が起きている可能性もありまね。
「閉塞性動脈硬化症」は、動脈が硬く肥厚し狭くなってしまっているため末梢までの血液循環が悪く、しびれや麻痺などが起こりやすくなるものです。糖尿病によって動脈硬化が起こり脳梗塞、肺梗塞も同様の影響から起こったのではないでしょうか。
おそらくワーファリンなどの血液サラサラ系薬剤で血流改善策をしていると思いますが、今度は出血時に血液が止まりにくくなることがあるので、絶対に必要な場合以外は大きな手術は避けたいところですね。
腰部脊柱間狭窄症の元々の原因的なところは、体の土台となる骨盤が傾斜やねじれ(骨盤のゆがみ)を起こし、その上に乗っている腰椎部の配列が悪くなって腰椎後の脊柱間が狭くなってしまうことにあります。
そこで骨盤を支える股関節や腰部・骨盤の機能的状況、周辺筋肉の緊張状態の有無などをくわしく分析して、股関節の機能角度や骨盤の傾斜やねじれなどを少なくして適切に機能できるようしていくことで腰痛や歩行時の不安定感を改善できることもあります。
現在は頚椎手術後あまり日が経っていませんので、歩行リハビリやベット上で脚を動かすリハビリ、足マッサージなどについては病院の理学療法士の先生にご相談してみましょう。
退院後頚部状態が安定したら、信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)で、股関節の機能角度や骨盤の傾斜やねじれなどを少なくしていきましょう。
*病院でよくならなかった肩こり・腰痛・膝痛から介護予防まで対応
体にやさしい骨盤ゆらゆら整体! 川井筋系帯療法治療センター
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回答専門家
- 川井 太郎
- ( 東京都 / あん摩マッサージ指圧師 )
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!
首肩こりや腰痛、便秘、更年期障害、アトピーなどの諸症状を独自の身体分析法と手技施術で改善へ導きます。40年の実績がある独自の整体「川井筋系帯療法」は、東京、横浜、船橋、大宮、名古屋、札幌でこれまでに5万人以上の施術実績があります。
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