対象:インプラント・歯科口腔外科
山内 浩司
歯科医師
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インプラントの適応範囲
右の写真は70歳代男性のインプラント治療、術前・術後です。ご本人のやる気が充実していればご高齢の方でもインプラントは可能です。実際私のところにも80歳代の方々もご相談にお越しいただきます。もちろん、身体的に健康である条件は最低限を満たしていなければならないでしょう。以下はインプラントに対する主なリスクです。
高血圧、糖尿病、喫煙、メンテナンスの出来ない方などです。インプラントをされる場合は、歯科医師・歯科衛生士だけでなく主治医などの医師ともよく連携し、コントロールする必要があります。
将来保険適応になるかは分かりませんが、医療費の削減を目指す傾向にある現在、いかがなのでしょうか。費用的にも今以上に手軽になるとよろしいですね。
インプラントを正しく応用すると、たいへん良好な機能回復も望めますので、ご相談者様の現在の状態が良くないものならば、早いうちの治療の結果が、ひいてはご自身のお身体にも良い事になるかもしれませんね。但しインプラントは外科処置を伴い、外来物質を身体内に移植する治療である為、患者さまもよく理解し、納得の上で治療に臨まれていただきたいと考えます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
将来、インプラントによる義歯の挿入を考えております。
年齢による可不可があると思うのですが、実際何歳くらいまで適用できるのでしょうか?
将来は保険の適用が出来る可能性とかあるのでしょうか?
それとも、早いうちにやった方が身体に良いのでしょうか?
betanmさん (徳島県/46歳/男性)
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