ご飯よりおいしいおやつで満足

ご飯の食いつきの悪さは小型犬の飼い主様によく相談される悩み事の一つです。
多くの飼い主様がチビさんと同様に色々とおいしいものを足してみたりと四苦八苦されています。

ご飯を食べない犬を怒っておきながらもっとおいしいおやつを与えてしまっては本末転倒です。
ご飯を食べ残しているのにパンやビスケット、ガムなどを与えていればそちらで十分満足してしまう可能性があります。もしおやつを与えたいのであれば食べ残したご飯をおもちゃに詰めるなどして与えて下さい。
お腹がすけばそれを食べるはずです。

それから、食べ残したからといって絶対にご飯を置きっ放しにはしないでください。食事は与えられた時に食べないと無くなってしまうという学習をさせる必要があります。

自力で食事のできる健康な犬であれば、食事が与えられている環境で飢え死にすることはまずありません。待っていればもっとおいしいものが食べられるなどとは絶対に学習させないことです。

丸2日何も食べなくても、餌箱をひっくり返されても、「これを食べないと他は無い」という状況を作って下さい。

犬は本来目の前にある食べ物は一気にお腹に入れてしまう動物です。いわゆる「犬食い」ですね。
チビさんの愛犬もたとえば丸2日もご飯を食べ損ねたりすればきっと本来の犬食いをしてくれると思います。

根負けせずがんばってください。