対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
急がば回れ。
はじめまして、FPの岩川です。
現金を手元からなくしてしまうのは、意外と気づかないリスクがあります。
それなりに、貯蓄ができているのであれば、目先の利益を取りに行かず、長期的に有利と考えられる手段、方法を選択することです。
奥様の考えは、今後のいろんなリスクに、より柔軟に対応できると思われます。
住宅ローンは、短期性の「借金」・・・「悪」ではありません。
生活をより快適にするための「ツール」です。
完済を極端に早めて、貯蓄額を増額させるより、
資産(貯蓄)と負債(住宅ローン)を並行管理する方が、あらゆるリスクを軽減できるだけでなく、貯蓄の考え方、方法によっては、繰り上げ返済よりも有利な場合もあります。
繰り上げ返済のメリットは、金利軽減効果に絞られますが、
手元に現金を残しておけば、
「転職や退職、病気、突発的な事故などによる収入の変化」や
「一時的にお金が必要」になった場合でも、回復するまで資金を調達できる。
また、住宅ローン支払者に万一の事があれば、ローンは保険により返済される。
それだけでなく、20年、30年の長期的な返済となれば、物価上昇を加味することができます。つまり長期の場合は、毎月の「返済額」自体の価値も目減りすることになります。
さらに、合理的な長期の資産形成プランができれば、結果的に、繰り上げ返済以上の効果をあげることも十分考えられます。
目の前の「得」だけを考えるならば、繰り上げ返済で良いと思います。
ただ、独立の計画があれば、手元資金を少なくするのは、慎重に検討するべきです。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
30代後半の共働き夫婦(会社員)です。(子供なし。今後も予定なし。)
3年前にマイホームを購入。 25年ローン(金利2.5%固定) 2000万借入(月約9万返済)
収入 2人で手取り約800万 ローンを組む際、… [続きを読む]
ハナハナハナさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A