対象:投資相談
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行動を起こす前に前に考えておきたいこと
ヤマピー様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
運用利回りが低下するのは、運用を中断するからではなく、保険を払済保険に変更するからだと思います。つまり、どのような保険であっても、早期に解約したり払済にしたりすると、満期まで保有している場合より損をする構造になっています。
また、契約してた当時から比べると米国の利回りは急激に低下していると思います。そうすると、将来この保険に再度加入しようと思っても、より運用利回りは悪くなることが予想されます。
それから、「年率5%以上」のものをお探しのようですが、年率5%の水準というのは、『リスクをとてもたくさんとっている』感覚です。
また、「確実に5%」という水準はありえません。なぜなら、(現在の環境で)そのような高い利回りの商品が存在すると、誰もがその商品に投資するため、売り手市場となり、その商品は悪い条件(より低い利率)を提示するようになるからです。
「確実に5%を探し当てた」と思われたときは、自分で見抜くことができないリスクが隠されていると判断したほうがよいでしょう。金融商品を探すのであれば、(売り手に)利回りを尋ねる前に、リスクを尋ねましょう。
保有されている保険商品に関して言えば、利回りが高いのは、加入当時の日米の金利差を反映しています。米国のほうが金利が高かったために、円建ての同様の保険より利回りが高くなっています。運用リスクはありません。保険会社が運用リスクを負担しています。為替リスクはあります。保険料を払い込むタイミング、解約返戻金・保険金を受取るタイミングの円ドル為替の影響を受けます。保険会社のデフォルト(倒産)リスクはあります。保険会社が倒産すると、保険契約の条件(予定利率など)が変更される可能性があります。
保険料の支払いを中止するのではなく、保険料を5年間払い込んで、満期前に徐々に解約するという方法は考えられませんか?
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この回答の相談
老後の資金運用のために、2007年3月に養老保険に加入しました。
当時は利率もまあまあだと思っていたのですが、
冷静に考えるともっといい商品があるように思い、入金を中止し運用だけ続けるこ… [続きを読む]
ヤマピーさん (東京都/41歳/女性)
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