対象:ペットの医療・健康
RE:犬の脱毛・肌の黒ずみ
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皮膚疾患には様々な原因が存在し、原因に適応した治療でないと症状は治らないばかりではなく、悪化してしまうこともあります。皮膚の検査はされましたか?
主な皮膚疾患としては、アレルギー性皮膚炎、寄生虫性皮膚炎(ノミダニ駆除薬では駆除できないものもあります。)、細菌感染、真菌感染のほか、内分泌疾患や栄養障害等が挙げられます。これらが単独の原因として発症していたり、あるいは複数の原因が混在していることも少なくありません。これらの原因を検査により確定、もしくは除外することによりその原因にあった治療法を行なっていくのがベストかと思います。
被毛、皮膚を採取し顕微鏡検査を行うことでノミ、ダニなどの寄生虫、細菌、真菌などの感染を除外できます。
今回のご質問は若齢ということですので、食物アレルギーや何らかの感染があるかもしれません。若齢での内分泌疾患はあまり多くはありませんが、内分泌疾患や栄養障害などは血液検査を行えば診断が可能です。
飲水量の増加は、ステロイド薬の副作用やストレス、糖尿病などの内分泌疾患、腎臓病や子宮蓄膿症などの病気で見られることがあります。
皮膚疾患は複数の原因が混在して発症に至る事が多いため、上述の検査を進めていくことにより原因を一つずつ除外する必要があります。
これらの検査により皮膚に何が起こっているかを正確に診断し、そしてその結果により改めて現在の治療法を見直してみてはいかがでしょうか?
評価・お礼
ykk さん
とても参考になりました。
詳しい検査をしてみます。
ありがとうございました。
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この回答の相談
1才になるトイプードル(メス)ですが、最近、身体と足の毛が脱毛し、その部分の肌が黒ずんできています。頭と顔は脱毛していません。痒みや痛みはないようで、肌の質感も以前と変わりありません。食欲もあり元… [続きを読む]
ykkさん (大阪府/34歳/女性)
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