対象:投資相談
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劣後債の最大のリスクは・・・
はじめまして、FPの岩川です。
劣後債の最大のリスクは、途中換金です。
注意点申し上げます。
●発行会社の破たん
劣後債の発行会社(今回はメガバンク)が破たんした場合、普通の債券と比べて、元本の弁済順位が低くなるというデメリットがあります。他の債務を弁済後に支払われるということです。
●途中換金が不利となる可能性
劣後債は、国債や社債のように、常に債券市場で流通しているわけではありませんので、途中売却の場合は、普通の債券に比べて、不利な条件を受け入れて売却しなければなりません。
とくに「発行会社の格付が下がる」「市中金利が上昇したので、有利な商品に乗り換えたい」などのタイミングは、さらに不利な条件になります。(投資価値が下がるからです。)
「何があっても換金しない」は言いすぎですが、しばらく使わない余裕資金で行うのは必須条件ですが、満期までの期間が長い劣後債は、いろんなケースを考えて決断すべきです。
今のような時期はだから、企業は劣後債発行を検討するわけですが、
この時期だからこそ、金利の裏側にあるリスクを長期的に見極める必要があります。
同じようなリスクで、もっと有利な投資先があると思ってしまいますが・・・
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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この回答の相談
お世話になります。
銀行の劣後債を勧められ、購入を迷っております。
劣後債を購入するときに、注意する点はなんでしょうか。
劣後債はメガバンクの一つで利率2.73%です。
宜しくお願いします。
ひろ3さん (神奈川県/61歳/女性)
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