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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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劣後債の位置づけと債券の特性について
ひろ3 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピー の吉野充巨です
劣後債とは、その発行した銀行が破綻した際に、普通の債券等の他の債務に弁済をした後、余剰資産があれば弁済される債券に為ります。
このため、普通の債券による資金よりは、株式発行などに近い自己資本としての性格の資金とななりますので、通常は同じ会社が発行する普通の債券よりも高い金利が設定されています。
ひろ3様の立場としては普通の債券よりもリスクが高まる代わりにリターン(金利が)が高くなる金融商品です。
従いまして、もし当該銀行が破綻した場合には、弁済順位が低いため、満額の弁済を受けることが出来ない可能性があります。
また、現在の金利の仮条件は普通の債券より高く設定されています。償還までの期間で市中金利が高くなる(低くなる)可能性もありますので、そのこととの比較も充分にお考え下さい。
なお、債券は、償還前に売却される際、市中金利が上昇局面(=債券価格は下落)にある場合には元本を割ることがあります。
以上、債券の特性と劣後債の位置づけです、これらをご認識の上ご購入下さい。
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この回答の相談
お世話になります。
銀行の劣後債を勧められ、購入を迷っております。
劣後債を購入するときに、注意する点はなんでしょうか。
劣後債はメガバンクの一つで利率2.73%です。
宜しくお願いします。
ひろ3さん (神奈川県/61歳/女性)
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