対象:エクステリア・外構
江本 洋介
ガーデンデザイナー
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なぜ気になるのか客観的に考えて
なるほど周りのステンカラーと外壁と扉の印象に開きがあるということですね。
扉と表札について一致するのはどちらも点景物で、それはある程度目立つことが前提となる場合が多いです。
素材感を統一するなど方法はありますが、その前に考えていただきたいのは視野範囲です。
道路の反対側に立つと家屋全体が見えてくる、ただその時点では表札の字を認識するような距離ではない。
どちらかというと表札は見えていますが、初めて家屋を見る人はその全体の印象をみようとします。
さらに家に近づけば、表札の素材感や字体、門等の意匠などを注視して、周りにあるカーポートやサッシは見えていても気にしなくなるでしょう。
その場面場面で意識するものが違ってくるということです。
よくあるのがお施主様が気にしているところは意外と人は気にしないということ。
ご本人がどうしても気になるなら別ですが、本来それが本当に気にするところなのか
もっと違う方法、考え方はあるのだろうかと一度包括的な視点で考慮されることをお勧めします。
以外とデティールにこだわるより、植木一本植えたほうが印象よくなるなどよくありますよ。
その上でやはり違和感があるようであれば
素材感を統一するとか、同じ意匠のものを選択するなどしたほうがいいでしょう。
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現在、新居の玄関灯と表札をどんなものにするか迷っています。
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カーペンターズさん (宮城県/26歳/女性)
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