対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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ウイルス感染に合併する脳症について
お子さんは、ウイルス感染に急性脳症が合併してしまったケースということでしょうか。そのようなケースは五歳以下の乳幼児で見られるそうです。
詳しくは専門性の高い内容ですので、お子さんを担当された医師にご質問いただくのがよいかとは思いますが、関連する情報を検索したものをお伝えします。
まず、ノロウイルス感染に合併する半身麻痺についてですが、ノロウイルス性の胃腸炎に合併した急性脳症の例が報告されいてます。
ウイルス性胃腸炎に合併したhemorrhagic shock and encephalopathyの2例
hemorrhagic shock and encephalopathy(HSE)とは、出血性ショック脳症症候群という急性脳症のひとつのタイプです。このような急性脳症は、五歳以下の乳幼児で見られることがあると言うことです。
割と知られているものでは、インフルエンザに合併して起こる、いわゆるインフルエンザ脳症があります。ノロウイルスでもインフルエンザでも、感染したときに体が防衛反応として作る「サイトカイン」という物質が中枢神経系で過剰になって大脳にダメージを与えるものと考えたらよいと思います。
急性脳症のメカニズムなどについての詳細は
インフルエンザ脳症の現状
をご参照ください。
ご参考になれば幸いです。
吉川祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
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この回答の相談
親戚の子供のことでお聞きしたいことがあります。
先日、ノロウイルスにかかりました。
その後ノロウイルスは治ったのですが、その後後遺症で半身の麻痺があるようです。
年齢は5歳です。このようは後遺症は、子供におきやすいのでしょうか?
ホースさん (宮城県/30歳/男性)
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