対象:住宅設計・構造
「部屋ありき」でなく「人ありき」の住宅
こんにちは やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。
土地が決まると建物への夢が膨らみますね(^^)
部屋ありきで考えると「LDKは日当たりのいい場所にしなきゃ」とか「部屋はここでなきゃ」と場所取り合戦になりがちです。
しかし住むのは人間ですので、ご家族のライフスタイルからお考えになられることをオススメ致します。
例えば
''ご主人の一日''
起床→トイレ→はみがき→食事→着替え→会社→帰宅→お風呂→食事→音楽・映画鑑賞→就寝
''奥様の一日''
起床→シャワー→着替え→食事支度→食事→ご主人見送り→洗濯・掃除→洗濯物干し→昼食支度→昼食→買い物他外出→帰宅→夕食支度→趣味の時間→ご主人出向かえ→夕食→お風呂→就寝
これにお子様がいらっしゃる場合やご両親と同居される場合などそれぞれの一日を書き出すと、''各自の「動線」が分かります''。
朝の忙しい時間帯に1・2階を行ったりきたりするのは毎日苦痛になりますし、家におられる時間が長い奥様が過ごされる場所が日当たりの悪い場所だと健康上宜しくありませんので、これらのデータをもとに設計士とご相談されてはいかがでしょうか。
場合によっては、部屋の仕切りがなく一つの空間のほうがよかったり、スキップフロアでフロア毎に「就寝」「水周り」「食事・くつろぎ」と意味合いを持たせたり限られた空間を生かすことができます。
すてきな住まいが出来上がることをお祈りいたします。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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