対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
日銀に働き・・・
はじめまして、じょーさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
確かに日銀が紙幣をどんどん作ればお金は増えますよね。
ただお金が増えるという事は、紙幣の価値が下がる事になります。
今、1万円で買える物が100万円出さないと買えないという事も起こりえます。
日銀は別名、インフレバスターと呼ばれています。
日銀はどちらかというとインフレを抑制する事の方に力を注ぎます。
ですので、通常は紙幣の交換の方が主になるでしょう。
お金は紙幣が増えなくても実際には増えているという妙な事が起こっています。
ある人が銀行にお金をお預けて、そのお金で銀行は別の人や企業にお金を貸し出しますね。
例えば100万円を預けたとして、金利が1%とします。
それを銀行が別の人に2%で貸したとします。
すると元々100万円のお金が102万円になりますね。
この場合だと紙幣が必要になると思われるでしょうが、この取引が多い場合には、銀行に入っているお金もありますので、流通している紙幣と世の中で動いているお金は一致しない事になります。
また最後にある様に借金を無しにしようというのは日本でも過去にありました。
国債を国は発行していますが、デフォルトという国債を無効にしたのです。
国にお金が多くあると良いように思うかも分りませんが、お金が多くあると物の価値が上がってお金の価値がさがりどんどんインフレになります。
今まで1万円のものでも、買いたい人が多くてお金を一杯持っている人がいれば、1万円以上お金を出しても買いますよね。こうやってお金の価値は下がります。
そうすとその国のお金の信用力や国自体の信用力も低くなります。
じょーさんが言われているお金をどんどん作って借金を返済するという事は、今政府が政府紙幣を作って国民に給付しようという案で出ていますが、これもインフレリスクなどの問題もあり実現するかどうかは分りませんね。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A