長江 信和
心理カウンセラー
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【立ち直れる思考回路】
死の恐怖は、本当に怖ろしいものだったのでしょう。しかも、子どもの頃からの悩みだったのですね。しかし、この1年間は、お薬を飲むことで安定し、薬を減らすことができました。大変、順調な経過をたどられたと思います。そでむんさんの日頃の努力が報われた証拠でしょう。
大親友の婚約には、突然のことで、驚かされましたね。その方にとっては喜ばしい話であるかもしれませんが、ご自分にとっては、本当に悲しい出来事に感じられたのです。「大親友が結婚したら、私は一人になる」とお考えになったのかもしれませんね。
今回、ご自分では、薬を飲むことで回復できると予想されていますが、「ショックを受けるたびに薬に頼るのではないか」ということを、心配されています。怖ろしく思える出来事に対する反応(パニック)は、一貫しているようですね。
落ち込みから「立ち直れる思考回路」は、すでにお持ちなのだろうと思います。では、どうしたら必要なときに「思考回路」を活かすことができるのでしょうか?以前のご経験、立ち直ったときのご経験を思い出すことが、役に立つかもしれません。環境や対人関係、体調、考え方、心がけたことなど、ご自分が良い時の状況を、できる限り再現してみるのがよいでしょう。
また、心療内科の先生(主治医)に、調子が悪くなった理由や将来の心配について、詳しくお話いただくことも重要かと思います。症状のぶり返しと「思考回路」の関係について説明が受けられるかもしれませんし、「根本的な心理学的療法」を勧められるかもしれません。いずれにしても、お薬の効き具合を一緒に確認しながら、今後の回復に必要なアドバイスを受けることができるのではないかと思います。
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この回答の相談
わたしは独身女35歳です。1年近く心療内科に通っています。子供の頃から死というものに異常なほど恐怖心があり、たまに全身を恐怖心が襲ってきてワーッと叫びだしたくなる事があったのですが、叫ばずになんと… [続きを読む]
そでむんさん (兵庫県/35歳/女性)
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