対象:リフォーム・増改築
森岡 篤
建築家
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コストと機能+α
ぽぽんたさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
「スケルトンに近い形」をどの程度に考えるかなのですが、壁・床・屋根を撤去し、一旦、基礎・柱・梁のスケルトンのみまで解体してから、作り直すとすると、新築並みのコストがかかると思います。
新築で建て替えのための解体は、機械壊しで数日ですみますが、スケルトンを残すには、機械は使えず、人が丁寧に解体するためコストがかかります。
残った基礎+木フレームは、金額にすると全体の2割にも満たない程度です。
さらに、基礎も木フレームも、このまま使えるわけでなく、補強が必要になると考えられ、これらを総合すると、新築並みとなります。
既存のスケルトンを使うため、寸法的に色々制約が出ますね。
このように、コストと機能だけを考えると、新築に分があるかもしれません。
しかし、家の価値は、コストと機能だけではないわけで、ぽぽんたさんが大事にされているものがおありなのでしょう。
・上記のように、一旦スケルトンまで解体して作り直す案
・コストは例えば半分程度で、残せる部分を活かして、機能性を追求する案
・新築案
位の案をで、機能と価格を比較検討されたらいかがでしょう。
リノベーションは、新築と比べて設計も難しいです。
リフォーム屋さんでなく、例えばAllAbout登録していて石川県エリアもテリトリーの建築家に頼んでみてはどうでしょうか。
参考にしていただけたら幸です。
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この回答の相談
15年前、建坪38坪の平屋の中古住宅を購入、内装設備などをリフォームし家族4人で住んでおります。
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ぽぽんたさん (石川県/51歳/女性)
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