対象:お金と資産の運用
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預けたお金はどこで何してる。
はじめまして、FPの岩川です。
おっしゃるとおりですね。
将来に確実はありませんが、自分のお金がどこの何に使われているかを知っておくとよいでしょう。
それと運用は、必ずしも売り買いを行うことではありません。
保険のように「じーっと何もしないことも立派な運用です。」
お金は、
自分で運用しても、銀行に預けても、保険に加入しても、
何らかの商品を経由して、必ず、国内外の「債券や株式」に投資をしています。
投資が怖く嫌いでも、
保険会社、銀行の商品を購入している以上は、あなたに代わって、間接的に債券や株式に投資されていることになります。
間接的にリスクを受けています。
今回のように世界的な不況となれば、債券、株式で値下がりします。
ご自身で運用していると「損が丸見え」・・・・損失額が残高表でわかります。
保険会社や銀行の保険や預金残高は目減りしません。
しかし、実は、その保険会社や銀行は、自分で行う運用結果と同じように
「損失のリスク」にさらされています。(そのリスクに気づいていないだけです。)
以前まで、トリプルAの外資系保険会社で、仮に養老保険に加入すると、保険会社そのものの破たんリスクにさらされます。
つまり、「保険は確実」、自分で行う「運用は危ない」というのは誤解です。
リスクは同じようにあり、見えないだけです。
養老保険などの確定した金融商品の購入は、
保険会社を経由して間接的に、国債などの国内債券に投資をしていると考えられます。
同じような運用、保有方法を行えば、同一の収益が期待できます。
(むしろ自分で行えば無駄なコスト負担を回避できます。)
また、年率3%は、売ったり、買ったり、当たらないタイミングを見計らって、得られるものでなく、投資先、投資期間、分散の方法、分散の手段などを考えて、じっくりと計画を立てて行えば、今後も十分に得られると考えます。
(ただ、おっしゃるとおり絶対はありませんが。)
補足
もし、世の中で保険が確実であれば、世界中の公的年金は、保険で貯蓄をするはずです。
良い商品ではなく、やり方です。
金融先進国シンガポールの政府系ファンドセマセクは、設立後35年の平均収益率は18%。
米国最大公的年金カルパースの平均収益率も10%程度あります。
やり方、考え方です。
どんなに教習所に通っても、事故の確率は「ゼロ」にはなりません。
しかし、危険な鉄の塊を毎日運転しています。
投資も、正しく理解し、実行し続けられれば、家計に必要なものであると思います。
ただ、おっしゃるとおり、どんなに研究しても、実行前に「絶対」を得ることは不可能です。
ご自身の理解できる範囲で行うのが、一番安全かも知れませんね。
ごめんなさい、長くなりまして。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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この回答の相談
こちらによく出てくる相談で、
積立式の生命保険や養老保険よりも、
生命保険は掛け捨てにして、自分で運用するようなコメントが付くと思います。
例えば、「年率3%で運用できた… [続きを読む]
らくべじさん (茨城県/35歳/女性)
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