対象:ITコンサルティング
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村本 睦戸
ITコンサルタント
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現実問題として・・・
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- 2.0
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こんにちは。ホロデックスの村本です。
わたしも法律専門家の立場としてではありませんが、業界人として回答させていただきます。
***結論として、「一般的な考え方」というものはないと思って頂く方が、現実的だと思います。
その起こった問題に対する対応という個別事象の問題ですし、立場によってゴールをどこに持って行くかが変わっていくと思います。
ご質問者の立場は、コンサルタント?発注者?開発請負者?
どこにあるのでしょうか?
いずれにしても、まずこのような問題が発生した場合、作業見積を請負者は出して、発注者&コンサルタントとの話し合いからスタートだと思います。
どのような追加事象にしろ、責任問題の前に、いつどのようなカタチでシステムを稼働させるか?という問題を解決するべきです。
**発注者&コンサルタント側としては
いくら金をかければ、問題のない期間までに、システムを稼働させるかが大事です。
ですので、その対応として「途中検収して、契約打ち切り。別会社に依頼。」「納期延期でシステム完成後、いずれかのカタチでの請負会社に金銭の支払いあるいは請求」となるでしょう。
**請負側としては
通常「追加契約」は、発展的な場合です。ご質問のケースは現実問題として非常に少ないとは思いますが、もし発生したら、その発注会社との関係を維持するのか、しないのか?で、ゴールは変わってきます。作業費をどう考え、そのコストをどう発展的に補填していくかが課題でしょう。
私見ですが、「責任問題」として解決のスタートをきるべきではないと思います。
問題が発生したら、感情問題は別として・・・・
*問題を具体的なモノ(コストなど)に換算してから、話し合うのが基本ではないでしょうか?
補足
追加コメントいただきありがとうございます。
お立場とお気持ち、もっともなことと存じます。
「2」のケースについては、通常よくあるパターンとしては、契約書には
「解除」にあたるケースとして記述される場合が多いと思います。
さらに、「日割の損金」「損害賠償」項目などを記して対応される企業もございます。
しかし、追加コメントの中に指摘されたように、「協議事項」として話し合いにし、「3」をゴールにしたいというのであれば、もともと「契約」というのは、双方がお互いに納得するためにあるツールです。
お考え通りで良いのではないでしょうか?
評価・お礼
mt さん
ご回答をありがとうございます。
個人的な立場としては発注者にはなるのですが、
発注側でも担当者はプロジェクトマネージャであり、
したがって、契約、調達、リスク管理に関する質問に
なります。
実際上、契約上のトラブルは当然、ビジネス上の配慮を
持って処理されることになりますので、
> 「一般的な考え方」というものはないと思って頂く方が、
> 現実的だと思います。
というのはまさしくその通りと思っております。
しかし、担当として、法的なルールを知ることは
BATNA を準備する上で有効であり、どのような対応を
採るにせよ、欲しい情報です。
なぜなら、請負人との交渉に際しても、スポンサーに
対応内容の根拠を説明するにしても、法的なルールは
客観性の極みであり、最大の説得力を持つ
ものであるからです。
村本様の
>「途中検収して、契約打ち切り。別会社に依頼。」
という部分につきましては、解除権の行使にあたり、
初期契約に相当する作業も切り捨てることになります。
この場合、追加作業以外のトラブルがないとすると
請負側にも気の毒ですし、再調達は発注側も辛いので、
なんとか追加作業部分のみに焦点を当てることとし、
その場合の? の疑問、そして手続きとして?のような
考え方で妥当なのかという視点でクリアに出来たら
幸いです。
「本来はこのようなルールですが、それでは双方にとって
不幸なので、このようにしませんか。」と話し合いを
持ちたいわけです。
わたくしの表現不足につきましては
なにとぞご容赦ください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
請負契約におけるサービスや成果物に追加が発生した時の
考え方を教えていただけたら幸いです。
SI においては特に、さまざまな理由で発注元から請負側へ追加要求が
行われることがあたりま… [続きを読む]
mtさん (東京都/42歳/男性)
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