対象:家計・ライフプラン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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毎月積み立ての資産配分と購入商品について
parisparis0802 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
貯蓄では、開始の時期が早ければ早いほど効率的です。宜しければ下記のコラムを参照ください。
宜しければ「複利の運用と毎月積立で資産形成しよう」をご一読ください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/11786
積立額を1万円で設定していますので、28倍すると60歳時の貯蓄額が判ります。
投資商品を購入する前に、
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。(国内外の債券や株式への資金の配分です)
私は、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式という5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
例えば、5資産に均等配分しますと、期待リターンは3.5%で、リスク(標準偏差)は8.0%になり、単年度の運用結果の95%が、-12.5%〜+19.5%の範囲に入ります。
損失を抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
従いまして、資産配分方針に基づき、毎月積み立てで、定期預金と、各資産に対応したインデックス・ファンドの組み合わせ購入をお勧めします。例えば、定期預金に5万円、日本債券に8万円、日本株式、外国債券、外国株式を対象とするインデックス・ファンドに5万円ずつ購入するなどです。
私のHPにインデックス・ファンドを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
なお、金利が低いときには、インフレ率も低い時期にあたります。例えば、1970年から2008年の間で、定期預金はインフレ率に勝っていました。
個人年金ですが、国民年金基金や確定拠出年金個人型の加入はお勧めしますが、個人年金保険は運用部分が投資信託と同様ながら、手数料が高いため、インデックス・ファンドでの運用をお勧めします。
国民年金基金の良さ
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/26000
確定拠出年金個人型の良さ
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/26009
2月7日に『投資の基礎知識と上場投信ETFの活用』勉強会を開催します。
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/44941
宜しければご参加ください
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