対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
-
風を通す、西壁熱負荷減らす
- (
- 5.0
- )
みどりまめさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
一つの部屋に大きな窓があっても、一つの窓では風は抜けません。対面する、二つの開口があれば風が通ります。
北に洋室や廊下ということですが、洋室や廊下への扉を開け、その奥の部屋の窓を開ければ、風を通すことができます。
中間期から、夏エアコンを使うまで、廊下への扉を開けて風を通すのはどうでしょうか。
扉を引き戸にすれば、開け放しにし易いと思いますよ。
LDKにする部屋は、1階ですか、2階ですか。
キッチンの使い勝手上、西面に窓が取れるようであれば付けると良いと思いますが、暑さの面では、窓を開けた時は風が通る反面、西日でより暑くなるかもしれません。
西壁がどの位暑くなるかは、西壁の断熱性能によります。
中古住宅では、一夏経験しないとわからないかもしれませんね。
とても暑くなる場合は、西壁を断熱改修(断熱性能上げ、通気を取る)すれば暑さを和らげることができます。
西壁からの暑さを防ぐには、壁の外側で遮蔽して、外壁に直接日射を当てないことで、熱負荷を減らすことができます。
簡単に実現するには、よしずを立てることです。
壁面緑化はとても効果があります。
詳しいことが必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
評価・お礼
みどりまめ さん
丁寧なご回答ありがとうございます。
やはり1つの面にしか窓が無いのは、風が通りませんよね。
ご指摘のとおり、部屋の北東に廊下への扉があるので、
そこは開けて風を通そうと思います。
ただし、西側は扉や窓が無いので
やはりよどんでしまうかもしれませんね。。。
住宅は2002年築です。
断熱性や換気口を開けるなど、考えてみたいと思います。
住宅の西には、ブロック塀がありますが
ブロック塀まで2mほどありますので
よしずを立てたり木を植えたりするのは問題無いです。
木を植えるのはとても良いかもしれませんね!
ありがとうございます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、中古住宅をリフォームしようとしています。
家の南に(西寄り)8畳と6畳の和室がありました。
それらの和室の南には広い縁側がありました。
縁側のサッシは幅およそ縦の3畳ほどありとても長い縁側です… [続きを読む]
みどりまめさん (山梨県/28歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A