腕を上げることと肩甲骨との関係

腕を上げる、という動作には、必ず肩甲骨の運動が伴います。肩甲骨の運動に異常があると、腕をスムースに持ち上げることができなくなり、肩の関節や筋肉にも負担がかかります。長期間、そうした状態が続くと、その負担から痛みを起こすことがあります。

肩甲骨の動きは、鎖骨と筋肉によってコントロールされます。肩甲骨の運動異常でよく見られるのは、いわゆる前肩の状態です。この状態だと、腕を上げる動作、とくに真横からあげていくような動作がしにくくなり、ときには肩関節のなかで筋肉を痛めてしまう原因にもなります。

また、肩こりにもなりやすい姿勢でもあります。

腕を上げるのが痛くて、だんだんきつくなっていらっしゃるご様子で、両腕がそんな感じだと困りますね。

このような状態なら、カイロプラクティックを第一選択としてお奨めできます。
カイロプラクティックは、骨格のバランスを評価し、整える手段として優れていると思います。

肩甲骨の位置異常に対し、肩胛骨を動かす筋肉のバランスを適切に評価し、背骨との関係も考慮しながら、ケアをしていくことができます。

じょうずにバランスがとれると、肩こりにも良い効果が期待かもしれません。


北海道は、きっととても寒いでしょうね。
体を冷やさないことも、症状を悪化させないのには大切かと思います。
お大事にしてください。


吉川祐介
ウイケアカイロプラクティック