断熱とコスト - 森岡 篤 - 専門家プロファイル

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対象:住宅設計・構造

断熱とコスト

2007/04/04 23:27

パルティータ建築工房の森岡と申します。

内外打放し(無断熱)は、結露を起こし、又エネルギー効率が悪くなります。
コンクリート打放しをやるなら、外部は外断熱として、内側が打放しの組合せがいいです。
外断熱の特徴は、内断熱に比べ断熱の欠損(ヒートブリッジという)が少ないことと、建物まるごと断熱するために、温度変化が少ないことがあげられます。
鉄筋コンクリートの場合、躯体の熱容量が大きいので、外断熱のメリットを最大限生かすことができ、夜暖房(冷房)を切っても、朝まで温度変化の少なく、室内の上下の温度差も少ない、快適環境となります。コンクリート各部の温度差が少ないので、結露も防ぎます。

あと、ご質問の内容とは異なる話題ですが、コンクリート打放しは、安い仕上ではありません。
美しい打放しの建築をつくるには、設計はもちろん、材料の調合、配筋、型枠、精度、打設要領などが整い、始めて可能(一発勝負)となります。
それには、高度なノウハウも、手間もかかります。
コンクリート打放しと通常の仕上をしないコンクリートは、別物と考えて下さい。

コンクリートは打設のままがきれいなのですが、濡れれば水を吸って濡れ色になるし、すぐ汚れるので、外壁の場合、仕上が必要です。
浸透性防水もクリア塗装も、長くもつ工法は結構高価で、さらにメンテナンスが必要です。
つまり、ライフサイクル的に見ると、費用のかかる仕上と言えます。
内外打放し(無断熱)では、さらにランニングコスト(冷暖房費)も上がります。

内壁の場合、慎重な施工は必要ですが、仕上は不要で、維持も外部より容易です。

参考にしていただけたら幸です。

回答専門家

森岡 篤
森岡 篤
( 建築家 )
有限会社パルティータ 代表

庭を取り込む心地良い空間、永く住むためのフレキシブルな家

家づくりは、建て主にとっても、とても手間がかかることですが、苦労した結果、建物が実際に形となり、できあがっていくのは、本当に楽しいものです。遠い将来、この家に住んで良かった、と感じてもらえるような、家づくりのお手伝いをしたいと思います。

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この回答の相談

住宅のコンクリート打ちっぱなしについて

住宅・不動産 住宅設計・構造 2007/04/04 01:02

通気性、カビ、結露などはどうなのか

ゆららさん (千葉県/27歳/女性)

このQ&Aの回答

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