幸せの形を考えてから貯蓄目標を決める。

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

貯蓄が少ないのは確かに不安です。でも、不安を解消するのは結局のところご自身の努力次第です。幸いにもお仕事による定期的収入があり、不十分かもしれませんが蓄えもあります。そのことをもう少し前向きに考えてもよいように思います。

まずは401Kのことから。
月600ドルというのはあなたがマッチング拠出されている金額でしょうか。それとも会社が口座に入れている金額でしょうか。
401Kのアロケーションを組む際には、想定利回りも考えておられていたと思います。確かに今の時期に想定利回りを考えるのは野暮かもしれませんが、長い間には上振れする時もあるでしょう。想定利回りはどのくらいで、60歳時にはどのくらいの年金資産になっている予定ですか。

次に家計管理について。
拝見した限りでは計画的な貯蓄ができているように思います。とはいえ、貯蓄に目的がなかったら努力は長続きしなくなってしまいます。何のための貯蓄で、目標に対してどのくらい貯まっているのか。このことを考えてみると少しは励みになります。
それと、先のことも大事ですが今を楽しむことも大事です。
今の金融資産は、運用利回りが3.6%であれば20年後にはおよそ2倍になります。

最後にライフプランについて。
5年後、10年後、20年後。どこで生活をされたいのでしょうか。そしてどんな家に住んでみたいですか。周りにはどんな人がいますか。お金の準備というのは自分のために行うものでありますが、周りの人との助け合いによって、少ないお金でも充実した人生を送れるかもしれません。

どんな風に幸せになっていたいのかをまずは考えてみませんか。