対象:労働問題・仕事の法律
匿名の手紙は止めた方が良い
ご家族として心配されるのは当然のことだと思いますが、匿名の手紙を会社に出すなどというのは止めた方が良いと思います。会社側に問題意識があるか無いかは別にして、少なくとも上司は「休め」と言っており、過重労働があること自体は認識しているはずですので、手紙が来たからといって取り合ってもらえる可能性は薄いですし、匿名であっても、どこから出てきた物かは会社からすれば大体察しがついてしまうものです。
家族の立場で会社に是正を求める方法としては、労基署など社外機関に相談することになると思います。もちろん勤務時間等に関する資料や情報の提供などの協力は必要です。
ご主人にも知られたくないような場合などは、事情を話せば、ご家族が通告したことをご主人や会社に知られないように配慮しながら調査・指導をしてくれると思います。
ただ、これも100%匿名が保たれるかは難しいところもあり、やはり同じように察しがついてしまうことはあると思います。
まずご主人ご本人はどう考えられているのでしょうか。一時的なことだから仕方ないと納得しているのか、言っても無駄と諦めているのか、同じように不公平と思っているのか、ご主人とよくお話されるのが先決だと思います。もちろん事情はいろいろでしょうが、まずは御主人が会社と話し合って解決していくことが本来であると思います。
健康を損なってからでは元も子もありませんので、早めの対応をお勧めします。
回答専門家
- 小笠原 隆夫
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- ユニティ・サポート 代表
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